20251031月報
10月の月報です。 今月はめっぽう忙しく、いろんなことでワタワタとしているうちに過ぎていったような気がします。 特に印象に残ったのは、やはりX(旧Twitter)でのできごと。これに5,000いいねの反応をいただいて、結果的にさまざまな方の声を聞く機会となりました。そして、こんなにコンテンツで溢れかえっている時代であるにも関わらず!、これほどまでにレズビアン女性たちの物語を求めている方々が多い時代である、それを書こうとしている人を応援している人がたくさんいる、ということにあらためて気づき、翌日には既に書き終わっていたレズビアン同士の恋愛小説「ミモザ」を無料公開しようと決めました。 ★無料公開している「ミモザ」はこちらから読めます。 👉https://tamuramanatsu.booth.pm/items/7579034 「ミモザ」はBOOST機能(チップ機能)がついているバージョンもアップロードしています。そちらから応援を下さった方もいらっしゃいました。本当にありがとうございます。そして、もっともっと本当に面白い話が書けるようになりたい、そうなるように頑張ろう、と思うばかりです。 みんな、書いていきましょうね。「マイノリティは生きているだけで抵抗になる」とよく言われますが、抵抗ばかりして生きるのってまっことにしんどいことですよね。わたしはこういう時代をさっさと終わらせたいです。書いていきましょう。わたしも書きます。 そう思う一方で、というか、そういうことを思っているからか、やりたいけれど棚上げしていることが、本当にたくさんあるんです! 「ミモザ」をこのWebページでも公開したいし、このWebページをスマートフォンでも見やすくしたいし、ていうかそもそも自分のスマートフォンを新しくしたいし、『Knitting&Sewing(仮)』も作りたいし、ああ、欲望はつきない。でもわたしの身体は一つしかないからね、ゆっくりやらせてもらいたいと思います。 とにかく、今は執筆よりも自分のエネルギーを充填するほうが大事な時期にありそうです。12月に出そうと思っていた文学賞は見送ると思います。今はそれどころじゃない、自分の健康が第一ですから。死んでまで書くべき原稿は、(少なくともわたしには)ありません。 同時に、この期間に、楽に原稿が書ける環境整備をいろいろとしていきたいです。わたしはメモを取るのが好きで、メモボックスが書斎にあります。ただ、現状そのメモが死蔵されてきつつあることにも気づいています。これをもっと活用できたら、もっと書けるものがある。だからこの期間に思い切ってメモの管理方法を変えてみようと思います。本当にこういうのが好きなんです。好きなことをたくさんやって、今のフェーズを過ごせたらいいなと思います。 来月もまた楽しく過ごせますように。 読んでくださりありがとうございました。「男女のカップルの場合、長くいると『結婚は?』って流れがあるけど女性同士ならそういうの考えなくていい」と言っている現役小説家たちの対談を読んで、魂の奥底がスーッと冷えていくのを感じた、あの、マジでそんなこと言わせねえからな、書くわ!
— 田村真夏 (@tamuramanatsu) 午後0:44 · 2025年10月24日